哺乳類たちは、生息する環境の下で、それぞれの作戦に応じて体の大きさも変化させてきました。体が大きくなると、捕食者に襲われる危険が少なくなるだけでなく、体温維持に有利だったり、水中で暮らすものは浮力を得やすくなったりという利点もあります。本展では、ふだんなかなか見ることのできない巨大な哺乳類をすぐそばで観察することができます。
ハクジラの中で最大。1,000mを超える深海に 潜ってダイオウイカなどを食べる。
イラスト:渡辺芳美
ヒゲクジラの1種。頭骨が体に占める割合はヒゲクジラの中で最大。小さな動物プランクトンなどを食べる。
陸にすむ肉食の哺乳類としては最大。 アザラシなどを主食とし、 植物質の昆布なども食べる。
アザラシの中で最大。 オスはゾウのように長い鼻が特徴。
陸にすむ哺乳類で最大。
哺乳類最小クラスのサイズ
大迫力!哺乳類大行進
移動運動ロコモーションの仕組みに迫る
巨大哺乳類たちが間近に!
歯やあごを見くらべ
オスのアピール作戦
命をつなぐための工夫
コドモも生き残り作戦