カリフォルニアアシカの剝製

アシカ類には耳介(耳)があるため、英語では‘eared seal(耳ありアザラシ)’という。アザラシ類にはこの耳介がないので、この二つを識別する際の特徴となる。鼻面が長く、一夫多妻制(ハーレム)の繁殖様式をもち、顕著な性的二型があってオスがメスより圧倒的に大きい。短くて密な下毛と長い剛毛でできた2層構造の毛皮をもつ。メスには4つの乳頭がある。

大きな前ヒレを使って機敏に泳ぎ、後ろヒレは前方に曲げることができるため、陸上では四つ足を使って歩いたり、はい上がったりすることができる。カリフォルニアアシカは水中を最大時速40kmという高速で泳ぐため、耳や尾は短い。彼らと近縁だった日本周囲にいたニホンアシカは、1950年代以降まとまった数の目撃はなく、事実上絶滅したと考えられている。